実は、以前勉強していたことのある分野にお世話になる必要があり、友達のオススメもあり、早くスッキリしたくて、昨日電話して、今日、出掛けてきました。
人生の中でそうあるはずのないその業界の人にお目に掛かるのはこれでやっと4人目。
正直いつも私の仕事の方が絶対面白い・・・、と思っては来ましたが、やりたいことがあり、勉強していた時期があるのは事実ですし、その分野について、大学に授業しに行っていたこともありました。
こういうとき、なまじっかの知識で、相手の先生の専門性に触れて逆鱗に触れては・・・、とつい怖くなるものです。
私が国語の質問をお受けしたら、それは知らないことが出てきたら、ラッキー!と思うとは思いますが・・・。(笑)
私はお話の内容よりも、スタッフののびのびとテキパキ仕事していらっしゃる様子に、その事務所の包容力を感じましたし、そしてまた、先生のお人柄に触れて、なんだかホッとしたのです。
めずらしいなあ・・・、と思いました。
今まで出会った方に包容力など感じたことがなかったのです。
話をあくまで頭で知的にきいていらっしゃる、という感じがしていました。
これは私どもの仕事でも同じで、人の話を聞くのに、その事柄だけを訊いて返答しているようでは、人間を見ることはできません。
私の話を遮ることなく、じっと聞いてくださるから、こちらも、言葉を尽くして説明せずとも話が通じているのがわかります。
もし、言葉を尽くして話さなければならないとしたら、それは相手に、聴いてもらっているという安心感がないからだと思います。
たかが数十分の話の中で、私の中で解決する方向が見えたのと、そうして、先生の、一言が響きました。
ああ、この方は私の話をきちんと聞いてくださっている、と思ったのです。
もちろん、相当に頭のいい方だと思います。
心を受け止めるだけの力のある、素晴らしい方だと思いました。
世の中捨てたものではないな、と思えたのです。
先生のご配慮も感じました。
知的、という側面だけでなく、あんな人生の先輩に出会えたしあわせに感謝!の日でした。