誰かがした選択や、振る舞いを、マイナスの言葉でマイナスの評価にすることもできれば、プラスのイメージで評することもできる。
一生懸命にした、誰かの決意に水を差すようなこともできるけれど、そんなもの、なんとでもできる。
一般的に考えたら、大変なことであっても、誰かにとってはそれが喜びであったり、しあわせであったりすることもある。
ただ、一言、大変ですね、と言うこともできるけれど、きっとその中から発見がたくさんあるのでしょうね・・・、と言うこともできる。
かつて大学の後輩がしたことについて、当時の私はまだまだ何にもわかってなくて、自分の価値観から一つも抜けだすこともできなくて、もうしてしまったことだから、あれこれ言わないけれど・・・、と言ったことがある。
きっと歯切れの悪い、励ましにも、彼女の勇気を称えるにも何にもなっていなかっただろうと思う。
幾分年を重ねた今なら言える言葉もあるだろう。
その人がした選択を、ニュートラルな観点から、もうしてしまったことに対して、その人が生きて行きやすくなるような言葉掛けをすることもできるだろう。
若かったなあ、未熟だったなあ・・・、と思う。
誰が味方してくれなくても、せっかく相談してくれたのになあ・・・、と反省している。