先日から、食欲のない母。
そこで、昨日から今日に掛けて、気分転換にドライブに連れて行った。
そういうことができる時期でもある。
うちの夏期講習は8月からである。
毎年ある、ちょっと曖昧な時期。
夏期講習のための準備期間。
一昨年はアシスタントと一緒に教室の片付けをしていた。
困ったのは、授業するには授業する格好をしたいのだけれど、主婦のエプロン姿のまま、モードが入らず授業をしている、みたいな切り替えがうまく行かなかったことである。気持ちの切り替えはできていても、それなりのいでたちでないと、気持ちがバシッとならない。
午前中から午後にかけて、教室の思いっきり雑用をし、その後、生徒たちが来たら、私は教師としての仕事に入る。
やはり、間がなければ、仕事にならない。
切り替えるためにシャワーを浴び、洋服を替え、きちんとした格好で指導したい。
ということで、夏の緑のさわやかさ、川の流れの美しさ溢れる田園地帯を通って、昨日教えてもらった情報からの桃の買い出しに行った。
ネクターが大好きである。
道の駅雨晴で売られている桃のジュースをおいしそうに飲んでいたので、きっと桃なら食べられる・・・、と思っていた。
昨日、下見は終わっていて、今日は朝の9時半から開いている、という直売所の方に、出掛けるのが遅くなるのですが・・・、と電話すると、その時間なら、大丈夫・・・、ということで、出掛けた。
大きな桃はもうなかったけれど、ちょっとずつしか食べることのできない、母にはちょうどいいサイズ。
味が同じなら、できたら小ぶりの方がいいし、それは安い方がいいに決まっている。
奇しくも私は宅配の食材の中にメロンを頼んでいたらしく、すっかり忘れていたけれど、ちょうどよく食べやすいものになった。
ひと匙ずつでいいから、栄養のあるものを・・・、と思っていた。
と、道路を走っていたときに、以前から行ってみたい、と思っていたお蕎麦屋さんを見つけた。
お蕎麦と言えば出汁である。
もし、あまり食べることができなくても、出汁だけでも、十分栄養がある。
そこで、天ぷらそば、ではなく、天ぷらうどん、食べてみる？
と訊いてみたら、目を輝かせた母が、ドライブがいい気分転換のようで、
食べる！と言った。
そこで、桃を買いに引き返し(昨日下見に入ったにもかかわらず、私は遠くまで行きすぎていたのである。)、そこからまた、お蕎麦屋さんまで、引き返した。
なんとかおうどんを食べてくれた。
お次はほうじ茶である。
先日、お医者様だったかのツイッターで、お腹を壊すのは体が冷えているからで、ほうじ茶がいい、ということを知ったので、ここは加賀棒ほうじ茶でしょう・・・、と思い、帰りにスーパーで、棒ほうじ茶を手に入れた。
それでもあきらめきれず、ここはそうめん出汁を作って、煮干しと干しシイタケの栄養をいただこう！と思い、ドラッグストアで、煮干しを買ってきた。
まるで、これでは小児科に子供を連れて行っていた頃のようではないか・・・？
とはいえ、こちらに来てから、順調に増えていた体重が、先日の診察時に、落ちていて、先生に思わず、
体重が落ちていて、悔しかったんですけど・・・。
と言ってしまった。
まるで乳児検診のように、私は母の体調管理をしているような。(笑)
ついでに、教室の各種支払いで、まだ口座振替をしていないのをドラッグストアで支払ってきて、こういう用事は、別に来た方が、自分の立ち位置が混乱しなくていいな、と思った。
仕事をしている分には差し支えないが、付き添って行っているときには、きちんと礼儀正しくお願いできているか、本当に気になる。
母に言わせると、気を遣いすぎ、とのことであるが、やはり、専門家にお預けする態度というものがあると思う。
どこかで生意気なことを言っていないか、本当に気にしている自分と闘っている。
さて、これからほうじ茶作戦といこう。
とにかく体を温めて、胃腸の調子を浴して、徹底的に歩いてもらおう。
ちょっと素敵な入浴剤も買ってきた。
さてさて、これから楽しくお世話しよう！
そのうち元気になったら、本人も望んでいるように、仕事で活躍してもらおう！
なにせ仕事をするのがお好きな人であるから。(笑)
徹底的に、元気になってもらいます！
このフレーズ、絶対合格してもらいます！に近い。
友人が、スパルタだねえ・・・、と言っていたけれど、いえいえ、ちょっと過保護気味。(笑)