最近、お買い物に行く機会が増えた。
新入塾生が入ってきているので、仕事も増えている。
今年はやわやわ、と思っていたけれど、この時期、やはり仕事は増える。
仕事も増えているのに、家事も増やしているところもある。
収納も見直し、押入れやクローゼットを使いやすくするために、当然ネットでは済まなかったり、間に合わなかったりするときには出掛ける。
しばらく、お買い物もネットを頼っていたので、最近、街に出るのが新鮮である。
これはコロナの影響も大きい。
コロナ禍が始まって以来、私の生活は、自宅と教室を行ったり来たりで、あとはセミナーもZOOMになったり、出張に行かなくなっただけで、そうそう変わっていない、と思っていたけれど、やはり自分にも相当影響があったのだと、自覚し始めている。
変に順応性があるのか、そうなったらそうなったで、自分の生活の仕方を変えるだけ、と思っていたけれど、動き始めてみると、結構自分の中で、無理していた部分があったように思われる。
その無理はどこか澱のように自分の中にいつの間にか沈潜していたように思われる。
そんな中で、お買い物に行かなくてはならない必然性が、日々を活気づけてくれているように思う。
最初は、なんでこの時間にここにいるのか?とある意味不足に思いもしていたのだけれど、仕事ばかりでは楽しくなくて、生徒さんへの指導にも、どこか遊びというか、余裕を持っている方がいい、ということに気づく。
生徒さんにも生活があり、どういうことでリフレッシュできているのか?などと気付くことにもつながる。
そこで、今日はお買い物のメインの目的である、お魚売り場で、女性の方のアドバイスで、あれこれ調理法を考えた。
先日、お寿司屋さんで、鰆の漬け丼というのをテイクアウトし、その調理法をお聞きしてみた。
鰆の漬け丼というのが新鮮だったので・・・。
鰆は皮がおいしい魚屋から、炙るとおいしい。別にバーナーで出なくても、フライパンでちょっと焼くだけでも違う、とお聞きし、それを試してみようと思っていたのだけれど、ちょうどスーパーに鰆がいて、その話をすると、昆布締めでもおいしいですよ・・・、とのことで、サラッと昆布締めの仕方を教えてもらった。
ノリのいい女性で、「サバはこの子でいいですか?」と言ってくださった。
「ここのお魚が、いい目をしてる気がする・・・。」と言ったら、そう応えてくださった。
今日のお魚は、サバと鰆とカマス。
サバは西京漬け、カマスはフライ、そして鰆は昆布締め。
西京漬け用に、白味噌も買ってきた。
こんなことが気分転換になる。嬉しい。
ついでに大根と人参と柚子のおすわいを作ろう。
山梨産のラ・フランスがオススメで売られていた。
上品な味わいのラ・フランス。
ついつい仕事をしていると、自分の食事のことなど忘れてしまう。
ちゃんと食事を楽しめるような生活をしなければ・・・、と思っている。