火曜日の夜から微熱が出て、水曜日には、いわゆる、「だるてだるてかなわん。」という状態になり、いつも通っているクリニックに行きました。
だるくて仕方がないので、仕事にも支障が出てきそうだったから、これは早めにとなったのですが、数日前から動悸がしていて困っていました。
友人と、年齢を重ねるとあれこれあるよねえ・・・、と話していて、先日も、彼女も動悸がして心電図を取ってもらったけど、どうってことなかった、と言っていました。私にもそちらの先生を勧めてくれていました。
まずはかかりつけの先生のところに行って症状を話すと、急に暑くなったからかな、ということで風邪薬をもらってきて、だるくて仕方がないという症状はなくなりましたが、動悸はますます頻繁になっているようで、とうとうどこかで診てもらおうということになりました。
以前から、もっとまじめに健康管理をしなさい、とうるさく言われていましたが、最近、うるさい面々が側にいないのをいいことに、サボってきました。それが目についたのでしょう。母はうるさく注意してくれていました。
とうとう一緒について言ってくれることになりました。と言っても車を出し、お連れするのはわたくしめ・・・。(笑)
友人が心電図を取ってもらったという病院に行きました。
親世代の女性の、お母さんみたいな先生の前で、あれこれお話をお聞きした後、先生が、母に向かって、
○○するようにしてあげてください・・・。
とおっしゃったのが二人とも可笑しくて、それも二人で診察用のベッドにちょこんと座ったまま、母は私の悪い行状をさりげなく言いつけて、私はハイ、ハイ、と神妙に先生のおっしゃることをお聞きして、先生は付き添いよろしく母にあれこれ指示されるのがいつもの構図とは全く逆で、可笑しくて可笑しくて・・・。
もう長年、世話する側で、世話してもらう側という認識が全くなくなってしまっていたのでした。
親世代の女性の先生で、だいたい年上の女性が(別に相手が相手なら年下でも構わない。)好きで、これはイケる・・・、と判断したら、結構べたべた甘え出す私よろしく、その先生が慕わしくなってしまいました。
数年前、立食パーティーの席で、仲の良い年下の女性の友達の肩を見て、その場でその肩に頭を載せてしまいそうになったときに未遂に終わったけど、と話をすると、母は、わかる、わかる、あんた、そういうとこある・・・、と笑っていました。納得!という感じ。(笑)
小さな母が、そのときばかりは先生にどんなに悪い娘か訴え、しっかりと娘の管理をしようとしている構図がどこかで覚えのあるもので、思えば嫁に来てから、しっかり親元からは自立、とばかりに親業ばかりしてきました。
それが、エッ!?となり、私はとっても嬉しかったのです。
昔から、祖母、伯母、叔母、従姉などから、まゆみ、まゆみ、と言って可愛がってもらってきました。
それは祖父や伯父、叔父、従兄なども同じですが、どうも女性にはべたべたする癖があるのは自覚しています。
先日も、叔母と電話して、
おばちゃん、褒めて!○○やねん!
と言って、母に、まゆみはまだまだいろいろやりたいみたいやから・・・、と笑われていたようです。
兄妹の中でも、しっかり者として扱われていたようにも思うのですが、べたべた甘えるのは私です。
昨日は久しぶりに母に甘えられたようで嬉しかったのです。
先生にも宣言して、これでもダイエットしてるんですけど、徹底的に頑張ります!とかなんとか、自分の健康管理に気を付けているという意欲的なところを見せてきました。褒めてもらえるように、とか考えそうな気もする・・・。
母に連れていかれた病院で、素敵な先生にお目に掛かって、すっかりやる気になってしまいましたが、そういうところはわりに素直で、ダイエットももっと徹底し、今度こそトレーニングも明日からやるつもりです。
心電図はアッサリ異状なく、私もホッとしたとはいえ、誰より満足そうなのは、
いつも私が幼稚園児みたいに病院に付き添ってもらってるのに、可笑しかったわ・・・。
と言って、娘の健康管理に一役買った母のようです。
私も役に立ったんやわ・・・。
とご満悦。
あんた、ちゃんと健康管理しなさいよ!と何度も言われています。
そして、私は、母と親世代の先生にかまわれてめちゃくちゃ嬉しかったなあ・・・、と思っているのです。
俵万智さんの歌に、そう言う心境を歌った歌があったのですが、忘れてしまって残念です。
ちっちゃなちっちゃな母が病院について来てくれて、過保護な母をしてくれたという話。(笑)