勉強や仕事をしていて、あまり女性であることを意識することはなかったように思いますが、何の拍子でか結婚し、子どもをもつことになってみて、意外に自分がいわゆる家庭的な人間だということがわかりました。
先日の診断からも、私は仕事も家庭も、というタイプのようです。
どちらも楽しい。
そんな自分が経験したことはすべてしあわせだったと思うのです。
思わず知らず、子どもが生まれたときのしあわせ。
なんで仕事と子どもを産むこととを比べて、仕事を取ろうとしたのだろうか?
と思ったのを思い出します。
女性として、いわゆる女性的な生き方をしてきた時代を経て、今、本格的に仕事をさせていただいていて、楽しい日々であるとともに、いろんな人にしあわせになっていただけるようなあり方をしたいと思っています。
結婚して、てっきり地方であることから、女性が頑張り屋さんで、大変なのだと思っていたのですが、実家の母のお友達のお話を間接的にお聞きしてみると、ああ、女性が生きていくということは大変なことなんだな、と思うのです。
男性が仕事をして、一家の大黒柱として働くことも、大変だと思います。
でも、うちの中をしっかり守るということも、本当に大変なことです。
主体的に生きていくことはある意味自分に決定権がある分楽ですが、受動的に生きるというのは、人に合わせ切る、というのは本当に大変でした。
どちらも経験してみて、その結論として、そのときそのとき、一生懸命に生きる、ということが大切なのではないかな、と思います。
何とか自分の個性も生かしながら、周りと周りと強調しながら、じぶんもしあわせ、周りもしあわせ、というところを一生かけて模索していくというのが、いいような気がしています。